研究内容

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1.創薬研究

天然資源から「薬」となるような有用物質を探索し、作用機能の解明を行っています。天然資源としては、主に、日本近海およびインドネシアで採集した海洋無脊椎動物(海綿やホヤ)や微生物の培養液を用いています。研究室では、以下の青色で示すアッセイを自分たちで行ないながら、医薬リード化合物を探索しています。

1. がん治療薬
1-1. ユビキチン-プロテアソームシステムに対する阻害作用
1-2. がん細胞に対する増殖抑制作用
1-3. 細胞周期阻害作用
1-4. 微小管重合阻害作用
1-5. 酵母変異株に対する成長阻害作用


2. 動脈硬化症治療・予防薬
2-1. マクロファージの泡沫化阻害


3. 骨粗鬆症治療・予防薬
3-1. 破骨細胞分化に対する阻害作用


4. 脳神経疾患治療薬
4-1. 神経突起伸展活性


5. 感染症治療薬
5.1 抗菌作用

2. 海洋性真菌から得られたアルカロイドの生合成研究

私たちは、能登半島で採集したイガイから真菌 Aspergillus

protuberusを単離し、その培養液から複雑な骨格を有するインドールアルカロイドを多数単離し構造決定しました。そして、それら化合物のうち2種類(notoamide B と stephacidin A)については、その後、ハワイのキノコから単離された Aspergillus

amoenus からエナンチオマー(鏡像異性体)が発見されました。さらに、台湾の土壌から単離された Aspergillus

taichungensis から、notoamide B と stephacidin A のジアステレオーが主成分として得られました。現在、3種の真菌の生合成機構に関する研究を行っています

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