これまで人類は、植物、微生物、海洋生物などの天然資源から、医薬品として役立つような有用物質を発見し活用してきました。そこで、私たちは、薬として役立つような化合物を天然資源から探索しています。研究の材料となる天然資源として、海洋無脊椎動物(海綿やホヤ)や海洋生物などから単離した微生物を用いています。研究室では、天然資源のエキスを用いて、ユビキチン-プロテアソームシステムに対する阻害作用、p53を標的とする作用、がん細胞増殖抑制作用、細胞周期阻害作用、破骨細胞分化抑制作用、抗菌作用などを調べることにより、がん、骨粗鬆症、感染症などの治療に役立つような天然物を探索しています。
海洋生物は、捕食、生体防御、種族維持、共生などため、様々な化学物質を活用して生きています。図に示した化学物質は、塚本教授が海洋生物から発見したものです。
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お知らせ
- 2023年3月25日 岡本君、本田君(修士)、田邊さん、前山さん(6年)、藤本君、坂元君(4年)が修了・卒業しました。
- 2023年3月22日 卒業・修了生(岡本M2、本田M2、田邉B6、前山B6)に記念品を、貞廣研究員に出産祝いを贈りました。
- 2023年3月1日 藤本君と坂元君が卒業論文を発表しました。
- 2023年3月1日 技術補佐員として渡邉香織さんが着任しました。
- 2023年2月16日 岡本君と本田君が修士論文を発表しました。
- 2022年12月5日 El-Desoky博士、前山さん、後藤君の研究成果が、Phytochemistryに掲載されました。
- 2022年11月16日 貞廣 優作 博士が特別研究員として着任しました。
- 2022年11月10日 人羅先生が、第64回天然有機化合物討論会(9月7-9日)での発表において奨励賞を受賞しました。
- 2022年11月8日 薬学科の田邉さんと前山さんが卒業論文を発表しました。
- 2022年11月1日 小野寺君(薬学科2022年3月卒業)とAhmed博士の研究成果が、Chem. Pharm. Bull. に掲載されました。